癒し渓(系)に遊ぶ
笛吹川久渡沢支流・ナメラ沢

2005年8月9日

Sugi@御殿場
近ド@勝沼

今年も平日有休取って「藪一族予備校」を開校

酋長(校長)不参加のため、登攀要素の少ない

それでいて一発で沢の虜になってしまうと言う

ナメ天国を講習会場(?)に選んだ


林道終点から約10分、登山道脇の急斜面を下って入渓
(最初に出合う峠沢を5分ほど下降し久渡沢に出て15分遡行してナメラ沢出合に至る)


  

  

噂通りの「ナメ天」だ これでもか!と出てくるナメ・ナメ・ナメ


大ハシャギしながらの遡行約2時間で源頭部へ

したたり落ちる最初の一滴を水筒に詰めた頃

かなり強い雨が降り出した

 

左岸の木下でツエルトを被り雨宿り

急傾斜なので立木で自身とザックをビレイ

初めての「予備校」らしい講習をしたのだ


水涸れ地点より稜線までは約1時間の「地獄のツメ」

バテバテ状態で忠実に窪地を詰める

道のありがたみを知っている者は

道のないところを歩いて来た者だけだ

(故・大島亮吉)


稜線を辿り、13時東破風山登頂 サワーで乾杯!

滝やゴルジュをピンポイントで攻める渓遊びも楽しいものだが

登頂への、ひとつのルートととして沢を詰め上げ踏んだ山頂、

そこには充実感に満ちた笑顔で硬い握手を交わす感動がある

サワーの酔いで雁坂嶺までの登りの辛かったこと・・・
(峠までガマンすりゃーよかったとチト反省)


祝 日本三大峠完全踏破

1973年に家族登山で南ア・三伏峠

雪好き仲間たちと何度も北ア・針ノ木峠

実に足かけ32年をかけての偉業(?)である


  

この界隈の定番「イノブタ温泉」(藪一族用語)


どのガイドを見てもこのナメラ沢は、沢登りの入門コースとして紹介されている。

確かに沢の中はコレといった悪場もなく、初めて入渓する者を虜にしてしまう

実に楽しい沢である。 しかし、水涸地点から稜線経由下山の長いこと・・・

渓中以上の時間がかかるのだ。沢嫌いになっちゃう方もいるかも???

(雨宿りと乾杯を含め、実働9時間であった)

 

さてこのナメラ沢で、大変不快な「人工物」をいくつも発見した。

誰が何のために、そのブツを設置(?)したのかは今の所不明だが

自然保護的観念からは明らかに似つかわしくないモノである。

写真を撮ってこなかったためご紹介できないが、近く調査のため

再度下部のみ入渓し、関係各所に問い合わせてみようと思う。

自然が作り上げた秀渓を「丹沢」のようにしちゃイカン!という

渓で遊ばせてもらっている一人として血が騒ぐのである。

 

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