根 子 岳 (悪天敗退)

2005年2月8日

Sugi@御殿場(テレマーク)
近ド@勝沼(テレマーク)

 

2月上旬、Sugiちゃんより

「道の駅みまき」ってどんなとこ?とDMあり

平日の根子岳計画を知る

丁度仕事が暇な時期なので便乗する事にした

 

前夜、いつもの様に職場を「逃げる」様に去り

21時前、定宿(?)道の駅みまきに到着

すでに併設の温泉でSugiちゃんはくつろぎモード

23時まで床暖房の効いた広間で宴会!

したたか飲んで、明日の雪を夢見つつPで極寒車中泊


9時、ゲレンデトップより出発

お天気はイマイチで山頂はガスの中


約40分で避難小屋到着 視界は50mほど

すでに頭の中は温泉とビール!の近ドは

「どーするSugiちゃん?」

すると

「行けるトコまで行きましょう!」

正統派(?)山スキーヤーらしいお返事

 

1時間ほど登ったところで20m先の指導標すら

見えなくなるガスに巻かれる 風も強くなってきた

「ここらで引き返しましょうか?」

やはり正統派山スキーヤーである

「雪のソナタ」クランクインか???


 

高度2044mで「勇気ある撤退

実は「早くビール飲みたい撤退

正統派SMDCなのだ!


  

20数年前、猛吹雪のこの小屋でひとり怯えながら一夜を過ごした事がある


小屋の窓に目をやるとSugiちゃんの板が強風で倒れたようだ

まさか?と思い小屋を出ると、片方の板が無いのである

Sugiちゃん真っ青

風向きから推察して谷側ではないと判断し、捜索するが

流れた跡が全く無いので方向の検討がつかない

 

倒れた現場に戻り、「ひき逃げ現場」の

鑑識捜査員みたいに雪面に残る痕跡を慎重に捜査

ようやく雪面風下にかすかな痕跡を発見

そこで残った板をその方向に流し、

軌道を断定するという少々荒っぽい方法を試みた 

すると、斜滑降で滑り出した板はごく自然に

最大傾斜に向うという特性(?)を発見

「荒っぽい」は結果「科学捜査」なのであった

 

しかし下山ルートに沿っての捜索は難航した

ルートがスキー場に向って90度左に曲る地点で

「あったー!」と大声を出すSugiちゃん

目をやると「八墓村の1シーン」に似た光景

おそらく、立木かブッシュに激突して

宙を舞い、雪面にダイブしたようだ

 

ゲレンデの人込みまで流れなかったのは不幸中の幸いである

今回イチバンの滑降はこの「左の板」


反 省 !

・外した板は流れ防止の対策を取るべし 山での紛失は命取り

・ツインチップ板は雪面に差さず、滑走面を上に寝かせるべし 


写真はすべてSugi@御殿場氏にいただきました(カメラ忘れたので)

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