白馬岳(大雪渓滑降)

2003年6月7−8日

近ド@勝沼単独(山スキー)

ここ数年、北岳大樺沢でシーズンの
「打ち上げ」をしているが、今年は
南ア林道が土砂崩れのため入山できず中止。
「このままシーズン終えてなるものか・・・」
大雪渓の計画を「雪好き仲間」に伝えるが
皆シーズンを終え「自主トレ」に突入のため
久々の単独行。1人で山小屋泊は初めてだ。

前夜勤め先より白馬の「道の駅」へ。
缶ビールを2本空けて眠りについた。
明日の「雪」を夢見て・・・


猿倉より林道歩行中、愛用のストックの
リングが外れかけているのを発見。
車に戻ればレキの3段式があるが、
もう白馬尻までわずかの所まで来ている。

兼用靴(ノルディカTR9)のインナーの
紐で応急処置。なんとかなるだろう。
インナーの紐って意味があるのだろうか?


葱平(ネブカッピラ)にてすでにバテバテ。
おかしいなー、昨夜はビール1リットルしか
飲んでないんだけど・・・


小雪渓下部で早発ちの日帰りスキーヤーが
降りてきた。実に快適そうだ。


杓子との鞍部からの斜面も美味しそうだ。


ようやくにして白馬山荘に到着。
恥かしながら、猿倉より実に8時間。
休憩の回数も時間も多かったため。

良い山ヤさんはマネしないでネ!


 収容1500人の白馬山荘も、この時期は
静かである。今日の宿泊は約30名。
ビール等の自販機やテレビまであった。

NHKしか映らないTVで「世界陸上予選」を
観戦。「ビップフジモト」所属の女子100mの
選手に惚れてしまった・・・。(名前忘れたケド)

夕方4時に屋根をたたく激しい音が。
外を見るとモノスゴイ勢いで
デッカイ雹(ヒョウ)が降っている。

コレに打たれたら、タマランぜぃ!


山荘の夕食と焼酎のほうじ茶割り。(マイカップ)


6畳間に2人。ダブルベットサイズの布団で
思いっきり「寝返り」が打てた。


翌朝4時45分。白馬岳登頂。
残念ながら剱・立山方面はガスの中。


山荘間近で雷鳥クンに遭遇。
すでに「衣替え」を終えていた。


杓子岳・鑓ヶ岳をバックに。
マズマズの天気。

白馬山荘と村営小屋の中間部より
大雪渓に滑り込む。アルペンムード満天。


上部3分の1は昨晩の雹で固くパックされ
シュプールが残らない程のバーン。快適!
中間部は波打ってはいるものの上々のザラメ。
そこから下は・・・石混じり。
単独のため華麗な(?)滑降写真ナシ。

白馬大雪渓は学生時代にゲレンデ用具で
滑った事がある。当時はブーツまで担いで
いたのだから、我ながら大したものだ。

用具がどんどん軽量化されながらも
「バテバテ病」が深刻化するのは
やはりトシのせいか???

カラダにイイ事・・・何もやってません!


白馬尻にて滑降終了午前9時。
小日向の湯で汗を流し、
いつも気になっていた安曇野の
「田淵行男記念館」に立ち寄る。

山好きにはオススメのスポットだ。


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