北ア・針ノ木雪渓マヤクボ沢

 2001年6月2日 扇沢〜針ノ木峠〜針ノ木岳〜スバリ岳とのコル〜
            マヤクボ沢〜扇沢  (前夜発日帰り)

 近ド@勝沼単独 ショート、兼用ブーツ

新しい山仲間

 前夜、職場で着替えて22時に扇沢入り。1ヶ月前の
GWとは違い、静かな無料駐車場で熟睡する。
 5時起床。快適なターミナルのトイレで用を足し6時
出発。ここで出会った人と話をしながら行くと何と、同じ
山梨からの山スキーヤーであった。後に(といってもすぐ
翌週)我がSnowMountainDownhillClubの4人目のメンバー
となる、多ダ@大月氏である。
 色々な話をしながら4時間、いつもより早いペースで
針ノ木峠に着いた。日が差したり、小雨や小雪になったり、
6月とは思えない天候だ。




















初めて山頂を踏む

 峠にて大休止の後、針ノ木の頂上へ向かう。過去何度も
来ている雪渓だが、実を言うと山頂へは行った事がない。
 多田さんが4月末に滑った、立山・一ノ越からの雄山谷を
ぜひ見たいという言葉につられて同行する。強風とガスと
小雪舞う雪稜を山頂目指す。
 40度オーバーのトラバースと山頂直下の60度の雪壁は
手強かった。持っていればザイルを使う登りだ。
 夏のコースタイムプラス30分でようやく登頂。あたり一面
ガスの中。スバリ岳とのコルへの下りで一瞬黒部湖がようやく
美しい姿を見せてくれた。自分の滑ったコースを見て多田さん
ただただ感激?すっかり雪は消えていたがコースの説明は
いつか行ってみたい私にとって大変参考になった。
 コルからの斜面も私にとって初めてのルート。多田さんも
同様で、本谷より斜度があるので緊張する。しかし中途半端な
天候のおかげで、よく締まったバーンを快適にDownhillできた。
6時間の登りも、下りはスキーで1時間足らず。雪の消える
大沢小屋付近で振り返ると稜線には日が差していた。
 扇沢に15時着。 実働9H。
 帰りを急ぐ多田さんに翌週の大樺沢の計画を伝え、
大町温泉で汗を流しながら充実感に酔いしれる。








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